第4章はフェイスブック
サブタイトルは人類の1/4をつなげた怪物
GAFAの4社の中でフェイスブックは一番若い会社で、設立してから今年でまだ14年の非常に若い会社です。
この本によると今や20億人、人類の4分1がフェイスブックと何らかのつながりを持っています。
世界のサッカーファンは35億人いるといわれていて、その人口を取り込むのに150年かかりましたが、フェイスブックは20億人とのつながりを20年もかからない間に実現してしまいました。
そしてその影響力は未曾有のスピードでまだ大きくなっています。
フェイスブックはマーケティングのフェーズで言えば、マーケティングファネル(漏斗)の一番上、”認知フェーズ”をカバーしています。
例えば、友人がどこかに行った、何かを買ったことをフェーズブックで知ると、同じ経験をしたり、同じものを買いたくなり、グーグルでそれを実現する方法を調べ”検討フェーズ”、アマゾンはそれがいつ手に入るかを教えてくれるくれます。”購入フェーズ”
私もフェイスブックのユーザーですが、年賀状交換だけだった昔お世話になった方からフェイスブックで突然連絡あり驚いたことがあります。
その方とはフェイスブック友達になりましたが今では年賀状では分からないその方の最新の状況が分かります。フェイスブックのすごいところはしばらく会っていないのにつながった友達が今何をしているかわかってしまうことです。
勿論、その方が記事や写真を投稿をしなければわかりませんが、頻繁に投稿する方はすぐにわかります。
少し怖いのはフェイスブックのシステム上で、自身の好みが丸裸になってしまうことです。
この本によれば、150回の”いいね”でそのひとの好みが分かってしまうそうです。
何も記事をアップしなくとも”いいね”をクリックするだけでも情報はアップされてゆくということです。